00.液だれしないおすすめ急須3選と解消グッズ

どうしても毎回気づくと、急須を置いているテーブルが濡れている・・・
拭くのが手間だ…
そう感じている人は少なくないと思います。
実際、急須の販売をしている中でも多くの方が最もストレスを感じている部分だと感じています。
実際、amazonなどのサイトに上がっているレビューの低評価で目立つのが「液だれ」です。
そこでこの記事では、液だれの無いティーライフを送れるよう、下記のポイントをまとめています。
👉液だれ解消グッズ
👉液だれ以外で抑えたい急須のポイント
この記事を読むことで、液だれのストレスから解消でき、かつ急須屋として、数多くの急須を試した中から厳選したおすすめの急須を知る事ができます。
また、3つめに書きましたが、液だれ以外に押さえておくと失敗しない急須選びのポイントもお伝えしちゃいます。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
01.液だれしない急須3選

では、早速液だれしないおすすめできる急須を3つご紹介していきます!
1、常滑焼 間宮 20号袋形 無地深蒸急須
まずは、定番の常滑焼の朱泥急須からご紹介です。
見た目は変わったところはありません。
しかし、いざ注いでみると、本当にびっくりするほど液だれしにくい急須でした。
しかも、何といっても価格が安い。
2020年11月時点で、1900円を切る価格で購入が可能です。
コスパと液だれストレス解消を目的とする方にはぴったりな急須です。
2、ティーポット・マジョリカ
続いて、西海陶器さんのマジョリカのティーポットタイプです。
こちらも注ぎの液だれのしなさはとても好評です。
実際使ってみると、注ぎ口の形が絶妙にカーブした曲線を描いており、それが液だれを防いでいるのが分かります。
また、このティーポットの凄い所はそれだけではなく、中に付属する茶こし。
スーパーステンレス茶こしと命名された茶こしは、目が細かく滑らかで、茶葉を詰まらせることがありません。
そのためとても洗いやすい急須に仕上がっています。
3、大口急須
最後はきつさこの新商品を紹介させて下さい。
大口急須と名付けたこの独特な斑点模様のブルーな急須は、その名の通り、注ぎ口がとても大きい構造をしています。
そのため、注ぎやすく、かつ液だれのしにくさはきつさこ急須の中で、NO.1の実力を誇ります。
それ以外にも、茶葉が蓋部分から漏れないような構造や、使い切った後の茶殻を捨てやすくする設計など、工夫を凝らしたポイントが複数あり、発売以後、発注の度に売切れている人気急須です。
ここまで液だれしない急須、として3つご紹介してきて難ですが、実はどんな急須も完璧に液だれしない急須というのは存在しません。
焼物も完璧な工業製品ではありませんので、わずかながら出来栄えの厚さや角度にどうしても違いが生じるからです。
それでも、焼き上げるほぼすべての急須で液だれがしにくいというクオリティは、熟練の窯元・職人さんのなせる業の結晶ですので、確実に格安品のような急須とは異なる注ぎやすさを体感できるはずです。
ぜひ、お試し頂きたいものです。
02.急須の液だれ解消グッズ

ここまでは、液だれしない急須を厳選して紹介しましたが、追加でそもそもお手元の急須のままでも、液だれを解消できるアイテムがあります。
買い替えるほど、予算があまりない。。
捨てるのも忍びないと思って。。
そう思っている方は、こちらも併せてご参考下さい。
きゅうすスキッター
急須の注ぎ口に取り付けるステンレス製の金具です。
これを付けることで、注ぎ口から注がれる液体の流れが金具を伝って出るようになり、その結果液だれしなくなる、という設計の商品になっています。
価格も安く、実際に使ってみても効果がしっかりある商品ですので、自信を持っておすすめできます
注意点としては、中と外から金具をはさんで固定する構造になっているため、そもそも注ぎ口が短いタイプだとはめることができないので注意が必要です。
あとは、見た目が気にならないかどうか、というところでしょう。
きゅうすつぎ口
続いて、今度は金具ではなくゴムキャップです。
こちらはより簡単に取り付けることが可能で、注ぎ口の短さも気にならないでしょう。
こちらも使ってみて実際に効果がありましたので、おすすめできます。
こちらの注意点は、注ぎ口が太いタイプだと入らないことでしょう。
商品画像と商品サイズを参考に、ご自身の急須の注ぎ口サイズをチェックして購入しましょう。
【急須屋の見解】急須の先に付いているゴムキャップはそのまま使って良いの? 【対応策あり】
03.急須選びの肝は液だれだけじゃない

さて、ここまでで液だれしないティーライフを手に入れることが出来る方法をご紹介してきました。
それだけでも、もちろんこれまでの生活上のストレスが解消されて過ごしやすくなることでしょう。
しかし、もしせっかく急須を買い替えるのであれば、ぜひ急須選びの重要なポイント1つ抑えて購入を決めて欲しいと思っています。
これを抑えるだけで、今まで以上にストレスなくお茶を淹れられる、もしくは美味しいお茶が飲めるようになります。
そのポイントとは、「茶こし」です。
茶こしとは、急須のどこかに必ずついている網状の部分のこと。
茶葉が湯呑みにどぼどぼ入らないよう、濾してくれる機能があります。
色々なタイプがありますが、ここではざっくり、
A・カゴ状の取り外せるタイプ
B・それ以外のタイプ
で分けて整理します。
それぞれ、の用途と弱点は下記の通り。
A
→使い切った茶葉を捨てるのが簡単!一方、茶葉の広がりが弱く味が出し切れない。
↑Aの茶こしイメージです
B
→茶葉の広がるスペースがあり茶葉本来の味が出やすい一方、茶葉の処理が面倒。
↑Bの茶こしイメージですが、他様々あり
つまり、便利さ重視ならAで、味重視ならBといった理解です。
という方は、先に紹介したおすすめ急須にあった、マジョリカのスーパーステンレス茶こしやきつさこの急須で採用するファインアミは詰まりが発生しない仕様になっています。
ぜひ改めて急須を購入する際には、茶こしの違いも比較しながら、検討してみてくださいね!
さらに、詳しく失敗しない急須の選び方をまとめている記事がありますので、気になる方は併せて読んでみて下さい⇊
【簡単】プロが教える急須の選び方まとめ【おすすめ品も】
今回は以上になります。
では、また。